女性版・鬼の巨大モニュメント設置 鬼北 鬼の母、降臨
鬼の母、降臨―。全国で唯一自治体名に鬼の文字が入る愛媛県鬼北町は、女性版の鬼の巨大モニュメントを同町下鍵山の道の駅「日吉夢産地」に設置し20日、お披露目した。除幕式には関係者ら約500人が集い、新たな町の名物誕生を歓迎した。
町が取り組む鬼のまちづくりの一環。2015年2月、道の駅「森の三角ぼうし」(同町永野市)に設置した鬼王丸に続く第2弾となる。町内の道の駅で連携した観光ルートを作ろうと、日吉地区に伝わる安産祈願の「花とび踊り」にちなみ鬼王丸の母親像とした。
鬼王丸を手掛けた造形家竹谷隆之氏(東京都)が原画を作成し、美少女フィギュアのパイオニアの造形作家ボーメ氏(大阪府)が立体模型を担当した。制作費は約1000万円。